持田製薬販売株式会社

医療関係者向けサイト

GEMTAB®(ジェムタブ)とは

ゲル化する製剤技術「GEMTAB®(ジェムタブ)」とは

GEMTAB®(ジェムタブ)は、唾液や水分でゲル化する増粘剤を表面にコーティングする製剤技術です。
錠剤表面のゲル化により、滑りやすさと錠剤同士の適度なまとまりやすさを両立させ、服用量の多い薬剤の嚥下しやすさの向上を目指しました。また、ゲル化コーティングの内側にもコーティングすることで、苦味をマスキングしました。

「GEMTAB®」を用いた構造とゲル化の推移

GEMTAB®(ジェムタブ)を用いた錠剤の滑り性の評価

脱脂綿で栓をしたシリコンチューブ内に詰めた、水分を含んだ粒状錠(20錠)を動かす際に、4.0mm/秒で動くプローブにかかる応力を測定したところ、粒状錠素錠は283.9g重、「GEMTAB(ジェムタブ)」により製造された錠剤は13.3g重の応力で動くことが確認されました。

錠剤の滑り性の評価結果

GEMTAB®(ジェムタブ)を用いた錠剤の苦みマスク性の評価

粒状錠に37℃に加温した水を1分間滴下し、シリンジからチューブ内に流出するアセトアミノフェン溶出濃度を吸光度法で測定したところ、「GEMTAB®(ジェムタブ)」により製造された錠剤における溶出濃度は0.01mg/mLと、苦味閾値の約1/100であり、苦味を感じさせにくくなることが期待されます。

苦味マスク性の評価結果

GEMTAB®(ジェムタブ)関連製品情報

各種お問い合わせについて

製品一覧

主要製品

ページの先頭へ戻る